Warwick MBA by Distance Learning修学日記

英国University of Warwick(ウォーリック大学)の経営大学院Warwick Business School MBA by Distance Learning コースについて、勉強の日々を綴ります。

Operation Management(OM)

OM試験準備

OMの試験は3時間のクローズドブックの手書き試験だ。試験問題は3間なのだけど、内1問は必須の問題、後の2間を4間の中から選択する。選択できる範囲は4間中2問なので、選択の幅が限られており、苦手分野を避けて2間をうまく選ぶことができない可能性が高い。苦手分野のつぶしこみが重要だろう。

といいつつ、OMはいまだに苦手意識が強い。様々な課題を解いてもどうもすらすらと書けない。


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間目の必須問題はミニケースだ。試験時間中にケース読まないといけないので、書く時間はさらに厳しい。ただしこれは必須問題なので、たぶん、問題パターンは網羅的なものだろう。OMの基本的なPerformance Objectives4V分析などをしていくパターンが出来上がっているので、まだ準備しやすい。

問題は残り 2問だ。これは結構細かな知識をしっかりと身につけていないと解けないような問題が出そうだ。特に具体例は絶対必要なので、製造業、サービス業それぞれで具体例をあげる会社を予めピックアップしておこう。
僕が勝手に想定している問題は以下のようなものなので、それについては回答を考えておこう。

・最適な在庫管理するためのRe order point controlMRPCompare and contrastしながら具体例を出して論ぜよ。

Gap model及びSPCのコンセプトを説明したうえ、これらの手法がQuality managementにどのように資するか具体例を出して論ぜよ。

・受注が不安定な業界のCapacity managementについて説明せよ。

・さまざまな生産方式の強み弱みについてcompare and contrastしながら具体例を出して論ぜよ。

Product and process designを評価する具体的なツールについて説明し、具体例を出してどのようにツールを使用できるか説明せよ。

A社とB社のサプライチェーンマネジメントについてCompare and contrastして分析し、その違いが生じる理由を説明せよ。

・顧客の待ち時間解消と待ち時間解消のために必要な施策を述べよ。
lean synchronizationのメリットデメリットについて具体例をあげて論ぜよ。
・改善のフレームワークとしてFMEAのメリットデメリットについて具体例をあげて論ぜよ。


重要な点はすべての科目に共通するけど、Critical reviewだ。一方的な一つの説だけに依拠してつらつらと述べるのではだめで、その理論やツールの弱点や限界についても必ず触れることが重要だ。自らの弱みと限界を知らずしてそのツールを使いこなせているとは言えないということだろう。準備が多すぎてパンクしそう。。。



 

OM4回目のライブセッション

本日はOM4回目のライブセッション。OMはライブセッションの回数が少なく、これが最後のライブセッションだ。ということでテーマは試験のための全体のレビュー。


今回取り上げられたフレームワークは、Gap Model, Pareto Analysis, FMEA。これらのコンセプトの復習。強調されたのは、Be criticalということ。どのフレームワークにも必ずある弱点や限界について必ず言及すること。やっぱりこれが重要らしい。批判の主な点は、どうやって定量的にそれを測るの?っていう点だ。定性的な点をどうやって定量的に分析するかは難しいテーマだ。とにかく与えられたフレームワークを盲目的に使用して論じるのはMBAとしていまいちな振る舞いということだろう。


そのあとは、ミニケースのディスカッション。 Perfomance objectivesや4V分析について。そこからさらに深堀してProcess designCapacity management, supply networkをどうすべきか、まで分析していくんだけど、だんだんついていけなくなる。みんな瞬時に回答しているので、僕の理解はやっぱりずいぶん遅れているようだ。やばい。あとは、Leanについてのディスカッション。Leanはやっぱり重要なコンセプトだと実感。もう一度復習せねば。全体を通して、未だ試験に臨めるレベルに達していないということは分かった。間に合うかな。。。

Quality Improvement

現在の企業経営に置いて、継続的な改善は必須の活動になっている。以前の特に欧米の企業では、従業員は経営層が決めた目標に沿うように頑張っていればいい、という発想もあったようだけど、今では全従業員参加の継続的改善活動は、コストがかからず効果も大きいということで広く推奨されているようだ。


じゃあ、どういう風に継続的な改善をしていくのかというツールは、今ほどあるけど、日本では、例えば中小企業診断士が勉強するようなQC7つ道具とかQC7つ道具っていうのがある。ただこのくくりは日本独自らしい。MBAでは、同じようなチャートとかパレートグラフの勉強はあったけど、7つ道具というようなくくりはないらしい。

重要な点は、しっかりと成果を計測する手法を確立しておくことで、これがないと、改善活動が効果的かどうかわからないし、頑張って成果をあげた人に報いることもできない。成果手法としては、企業の過去の記録と比較したり、経営目標と比較したり、競合や優良企業の数値と比較したりというベンチマークを置くと効果的になる。デメリットとしてベンチマークを超える成果を狙いにくいというのはあるけど、やっぱり人は現実問題として相対評価の中で生きている。絶対評価って、人と比較されない美しい形態みたいな評価もあるけど、モチベーションを上げるにはイマイチなところがあると思う。比較対象がないと盛り上がらん。


あと、何をもとに改善するかというリソースもいろいろあるけど、重要な点は、失敗や顧客のクレームを資産として扱うということだ。これは最近の企業の流行りでもあって、講義でも改善は流行り廃りがたくさんあるのであんまり流行りに惑わされるなという話はあったけど、結構な企業がクレームは資産です、みたいな社員教育をしていると思う。失敗は必ず起こると認識して、不満がある顧客への対応をしっかり行うことでそういう顧客をファンに変える、みたいなやり方は、航空会社とかホテルとかではよくある。サービス産業では特に口コミが威力あるからなあ。ここら辺は選択科目のService Managementでも今後深く勉強したい。


 

Statistical Process Control

品質管理手法の中で、特に詳しく勉強する手法がこのStatistical Process ControlSPC)だ。名前の通り、統計的手法を使って平均値から著しく離れた結果が出た際には調査が必要というクライテリアを定めておくものだ。


統計的手法を使うので、この手法はいろいろと統計学の数式を使って導かれているんだけど、そこはまあ、省略して簡単に概略を説明すると、平均値(mean)と範囲(Range)を使って、検査基準を定める手法ということだ。例えば、この製品は直径が10cmと定められた商品があったとする。サンプル調査をすると平均が10cmで前後に多少のぶれがある。103cmとか98cmとか。これは機械で作っても多少の誤差は出るので、例えば上下3mmまでは許容する範囲と定めると、105cmの商品が製造ラインに出てきたら調査しなければならないとか定める手法だ。


ただ、この分析は単に上下のリミットを越えた場合というよりも、他にも調査基準を定める。データを取っているので例えば連続七回以上平均値を超えた場合とか、連続七回以上数値が上昇しているとか、そういう傾向も加味してその場合も調査が必要とかする。連続7回以上数値が上昇している場合、平均値が変化している可能性があるからだ。つまり製造装置が摩耗しておかしくなっているとかのサインである可能性があるっていうことだ。他にもこの手法でデータを集めると別の発見につながる可能性もある。季節要因などの商品サイクルを発見したり、そもそも、全然異なる要素を加味して品質を管理していたり。


ここら辺はMAMの世界に通じる。オペレーションマネジメントはマーケティングも必要だし、モデリングも必要だし、ファイナンス、人事も必要だ。そういえば講義の中にもバランススコアカードの話が出てきた。オペレーションマネジメントは総合的な課目だ。

 

OM2回目の課題のフィードバック

OM2回目の課題のフィードバックが返ってきた。結果はぎりぎり及第点という数字。最終試験直前になっているのにこの点数は結構やばい。おまけにこの課題は時間制限内に解けていないばかりか、テキストを見て勉強しながら書いたものだ。それがこの点数では本番では相当やばいということだろう。


ィードバックではレポート構成のテクニカルなものから内容に関するものまで幅広い。テクニカルなものは修正可能だと思うので、ここで点数を減点されないように気をつけたい。


難しいのはどの問いに対してどのフレームワークを使用するのかがまだイマイチわかっていない点だ。今回も、それは次の間題で書けとか、そっちは前の問題で使えみたいなコメントが返ってきた。後は、レポートに厚みをつける具体例の引き出しをもっと用意しておかないといけないということだ。レポートを書く前提条件が自分でうまく想定できていない。このケースだと、こういうことが実績としておこりやすいので、それを前提とすると、この課題には、このフレームワークで順番に検討していくとこうなる、ときれいに書けると望ましいのだけど、これはなかなか難しい。OMは視界不良だ。

 

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