Warwick MBA by Distance Learning修学日記

英国University of Warwick(ウォーリック大学)の経営大学院Warwick Business School MBA by Distance Learning コースについて、勉強の日々を綴ります。

Economics of Business Environment (EBE)

EBE中間アセスメントの結果

EBEの中間アセスメントの結果が返ってきた。これが初めてのGradeに直接反映されるアセスメントだ。結果はぎりぎり及第点といったところ。フィードバックには、基本的な理解はできているが、深堀が足りない、一方で分析の範囲が狭すぎたり、逆に別の論点では範囲が広がりすぎていて、徐々に論点がずれて問題に対して回答がマッチしていない、といったところ。これは思い当たる。最後提出直前に、あれ論点がずれてるって気づいたんだけど、面倒だからまあいいやと提出したのだ。どうも僕には日本人的な特技である細部にこだわって完壁を目指すっていう資質に欠けている。仕事でもスピード優先でやっている癖が論文においては完全にネガティブに働いている。


しかし一番まずいのは自分の中で簡単だと思っていた問題が間違っていたこと。この間題はWarwick Weekで他のグループから意見を求められてテキトーにいいんじゃない、とか回答してたところだ。総すかんをくらってしまう。。。おかしいな、そんな単純な問題じゃなかったのか。


また、これは全員一斉に帰ってくるので、Markの分布図も同時にリリースされる。自分のポジションは中の下くらいかな。EBEのグレードの構成は中間20、最終80の比率で加重平均される。今回の僕のマークから言ってAをとることはもうかなり困難。やっぱり目標はBか。

EBE6回目のライブセッション

本日はEBE6回目のライブセッション。5回目からすぐに6回目と立て込んでいる。そろそろEBEの最終アセスメントへの論文も検討しなければならない時期になってきた。頭の中でどの企業を用いて経済理論を展開していくかはイメージがある。論点をもれなく分析するために、日々のレッスンの復習とライブセッションを集中することが必要になってくる。しかし、最近のブログはライブセッションの記録と課題提出、フィードバックの記録ばっかりで、レッスンの勉強記録をつけられていないな。。。


本日の内容は、外部の経済環境からのProtection & Mediationについて。ここでマイケルポーターの5Fモデルを関連付けて学んだのは新鮮だった。5Fモデルは経営戦略やマーケティングではよく学ぶけど、経済学としては深く学んだことはなかったように思う。しかしポーターはもともと経済学者出身だし、5Fモデルも実は経済学の裏付けがしっかりなされている理論だということだ。単なる外部環境の可視化のツールではないのだ。例えば新規参入への対応としてのMinimum Efficient Scaleを上げる施策とか、差別化とか価格戦略とか。5Fをどう定量的に用いるかって結構考えていたんだけど、いいヒントになった気がする。最終アセスメントの論文でうまく書けるよう復習をしっかりしよう。

アカデミックライティングとEBE5回目のライブセッション

今日はまた、ライブセッション。5月に入ってから週2回くらい何らかのライブセッションがあって、ダブルヘッダーのときも多いからしんどい。ここが踏ん張りどころといった感じか。


まずは、アカデミックライティングのライブセッションが1時間。本当にこれでもかってくらいやるな。このライブで初めてチャットボックスに質問してしまった。だんだん、慣れてくるものだ。前から疑問に感じていたところだったのでいい機会だった。Referenceって文献とか学術論文の引用で、公的機関の生データってReferenceじゃなくて、単に出典を明示すればいいだけだと思っていたけど、これもReference Listに入れるらしい。自分の頭以外から入っている情報はすべて記載するらしい。質問してよかった。


EBE
Imperfect Marketに入ってくる。完全競争市場を学んでいるので、それとの比較や、以下に完全競争市場を脱却する戦略をとるかなど。さらにはゲーム理論なども学んだ。昔のブログでもちょっとゲーム理論には触れたけど、囚人のジレンマとかゲーム理論は難しいが示唆に富んだ分野だ。ミクロ経済学は、経営戦略に密接に関連していると改めて感じる。経営戦略をこんなに科学的に分析できるかと思うと楽しくもなってくる。最終アセスメントで寡占市場の業界分析をするなら、ゲーム理論にも触れなければならないだろうな。寡占市場では、ライバルの動向というのが自社の経営戦略を決定する肝になるのだから。などなどなかなか有意義なライブセッションでした。

EBEのフィードバック

EBEで提出していた課題のフィードバックが帰ってきた。これは中間アセスメントのほうではなく、成績には直接関係ない方の課題。といっても課題事態に対する点数はついてきた。結果はぎりぎり合格点っていう程度。フィードバックでは、おおむね理解はできているけど、もっと深く分析したほうがいい、というもの。まあ、そうなんだよな。図とか資料をみて深堀した分析をするのは難しい。それに加えてその結果を英語でたくさん書くことも難しい。成績がつく方のアセスメントではさすがに字数を余らせることはしないけど、ピントがずれている回答だとやっぱり点数は伸びないだろう。


おまけに今回は自分がよく知っている分野だったのに、たいして深堀しなかったから、最終アセスメントでも大丈夫かなとも思ってしまう。しかし最終アセスメントでは今回の課題で出た分野を書こうと思っているので、いいヒントはもらえたと思う。なんとか単位もらえるようにあと1か月頑張ろう。

Strategic Hell

ミクロ経済学において、完全競争市場というモデルは極めて重要だ。実際には完全競争が成り立っている市場というのは存在しないのだけど、この極端なモデルが複雑な経済環境を分析する上で必須となるのだ。完全競争市場では、個別の企業はprice takerとなり、自らが価格戦略をとることができない。できるのはその所与とされる価格でどれくらいの数量の製品を生産するかというだけだ。この状態をStrategic Hellと呼んでいる。とるべき戦略がないからだ。唯一の選択はコストを切り下げるコストリーダーシップ戦略をとることで、利益を上げることになるけど、完全競争市場では、参入障壁はゼロという前提なので、超過利潤を得る企業が出れば即座に新規参入が表れたり、既存の競合が同様にコストを切り下げたりして、超過利潤はなくなってしまう。

だから、完全競争市場から抜け出すことが重要になるのだ。ただ、完全競争市場は他にも消費者が完全な情報を持っていることや取引コストがかからないこと、など現実には難しい前提を置いている。でも閉じられた空間に限定すると似たような環境にはなる。例えば会社に売りにくる仕出し弁当とか。業者は簡単な許可で出入り自由だとすると、従業員はそれぞれの価格をすぐに比較できるし、どこも似たようなメニューで価格以外に大差がないって話が完全競争市場だ。しかし完全競争市場は企業にとっては望ましくないので、基本的に弁当屋やレストランは「味が違います!」と宣伝して差別化を図るというわけだ。


まずミクロ経済学は完全競争市場のコンセプトをマスターし、それから不完全競争市場、独占・寡占市場を勉強していくということになる。それらは完全競争市場を応用的に考えることで理解できるようになるということらしい。

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