タリーズを探したかったらスターバックスを探せばいい、その横にタリーズがある、って話を聞いたことがある。タリーズじゃなくてはかのカフェだったかもしれないけど。ちょつと記憶があいまい。具体的な名前はともかく、同じ業種のお店がなぜ近くに集まるのかについては、ゲーム理論で説明できる、という話をEBEの講義の中で聞いた。


たとえば、公園でアイスクリームを売りたい人が二人いたとする。最初は公園を二つに分けて半分ずつのテリトリでそれぞれその真ん中に店を構えるのが合理的に思える。しかしどちらもより多く売りたいので、抜け駆けして少しずつ全体のパイをとれるよう場所を動かしていく。そういった試行錯誤を繰り返すと結局公園の真ん中に2つのアイスクリーム屋が並んでいるのがそれぞれにとってのナッシュ均衡になっているということだ。相手が最初の約束を守っている場合は、自分が抜け駆けするほうが利益を得られるし、相手が抜け駆けするなら黙ってみているほうが損をする。つまり相手の行動にかかわらず、自分は抜け駆けするほうが望ましい。このナッシュ均衡はもちろん客にとってはありがたくない場合もある。公園の端にいる客は真ん中までわざわざ足を運ばないといけなくなるからだ。


また、ナッシュ均衡が当事者同士にとっても望ましくない場合すらある。ビジネスマネージャとしては自分の行動をあらかじめコミットしておくとか、そういったケースでいかに望ましくないナッシュ均衡を避ける手段を講じるかが重要になる。ゲーム理論はおもしろい。MBAが開始するまでは想定していなかったけど、こういった分野をもっと勉強できる選択科目を来年は取ろうかな。