仕事を進める上で、よく他の人と管理手法について議論になるんだけど、そのパターンは僕とそれ以外という風になるケースが多い。僕はエイリアンなようだ。その原因はいろいろあると思うけどMBAOBを学んでいるうちにふと、根本的な違いに気がついたような気がした。

具体的には、本社の管理部門なので、今の仕事は社内の関係部署だけではなく、子会社にいたるまであれをしろ、これはするなという指示を出す際、僕は常にその指示の根拠に拘る。課長からも手続き原理主義とか言われたこともあるけど、僕もそう思っていて、他の人は根拠をもっとよく認識すべきだと思っていた。しかし、もっと観察していると、僕の意見がもっと柔軟に運用していいんじゃないかという一方、他の人が手続きに書いていない、と主張しているケースもある。他の人が根拠をすべて無視して空気だけで物事を決めようとしているかというと一概にそうだと言えない。ただ、その適用が僕と間逆なのだ。それはなぜかと考えると、その状況には傾向がある。僕が手続き等の根拠に拘るのは、フロントになんらかの制限をするとき。一方、何もしなくていいよと回答するときは、結構柔軟になっている。一方回りの人は逆。何らかの制限をかけるときは、念のため、とかなんか気持ち悪いから、という理由で指示を飛ばしていて、それが僕をいらいらさせているが、何もしなくていいよ、という話には本当にしなくても言いといっていいのか、非常に気にして手続きを読んでいる。要するに、その違いは、根本的な管理哲学の違いなのだ。

僕の発想は、仕事は明示的に禁止されていること以外は原則自由にしていいとすることで自由な発想を促進し、イノベーションを起こしたいということに重点があるのに対して、他の人は、仕事は原則禁止されていて、やっていいといわれたことのみしかできない、という点から発想して考えることで管理を厳重にすることに重点がある、ということだと思う。どちらがいいとは一概には言えないけど、その考え方が骨の髄までしみこんでいるから銀行からはイノベーションが生まれないのだろう。しかしそもそも銀行ではそんなものは望んでいないから管理さえしっかりやっておけばいいのだ、ということかもしない。