先週の金曜日の午前3時からEBEのライブセッションがあった。ただ、今回はライブで参加せず、週末に録画を見てみるにした。なにか用事があったわけでもなく、単に寝ていただけなんだけど、夜中の3時に起きて、また5時前に寝るっているのは本当に集中して参加できているのか、効率性に疑問があったので、試してみようとしたわけだ。結論としては、録画でも全く同じ画面で同じ環境で参加できる。違うのは自分が質問することができないだけなので、黙って参加しているだけなら録画でも変わりはない。ただ、後回しにすると追いつくのは大変になる。


今回のテーマはOutput Gap。日本語ではGDPギャップとか、需給ギャップといわれているもので、ニュースでもたびたび話題になるテーマだ。Output Gapの定義は、

(潜在GDPGDP)/潜在GDP

であらわされる。ここで、潜在GDPの定義が重要になるけど、経済的に最大限リソースを活用できた時に達成されるGDPを指す。物理的な最大値でないことに注意が必要だ。ただし、この定義はいろいろあって昔の日銀は物理的な最大値を使っていて、これによるとOutput Gapは常にマイナスになる。でも今は日銀も定義を変更して経済的な最大値としているようだ。ただこの場合、どうやって算出するかが問題になって、様々なアプローチがある。さすがにこれはチャットボックスにもどうやって算出するのだ?ってコメントが散見された。まあ今の段階ではここまではいいや。


ここでのインプリケーションとしては、Output Gapとインフレ率には相関があってOutput gapがプラスのときだけではなく、マイナスのときであっても潜在GDPに近くてOutput Gapが縮小しているときにはインフレになるということだ。これは近年のG7の実績を見ても、ほとんどがOutput Gapはマイナスになっているが、インフレ率はプラスだ。Output Gapがプラスなのは2010年と2011年のドイツだけ。ユーロ危機でユーロが大幅に減価した影響を大きく受けたというところかな。逆にインフレ率がマイナスになっているのは日本くらいなもので、Output Gapがそれだけ大きいから、ということになる。なので、経済ニュースでは需給ギャップの解消、需要創出といった言葉が躍るわけだ。そして需給ギャップの最も手っ取り早い方法は、財政出動による需要創出ってなるわけだけど、これには問題も多いと僕は思う。ここら辺は追々書いていきます。