Semester4の最終アサインメントの提出も終わったので、ゆっくり休憩と行きたいところだけど、P&Dの準備をそろそろ本格的に始めなければならない。以前書いたスケジュール案にもアサインメント提出後、年内はP&Dに取り組むぞ、つて書いてあった。その予定通りに動くときが来たのだ。提出までもう8カ月を切っている。
ということで、まず、P&D、つまり平たく言うと、修士論文がどういう構成で書くものなのかをおさらいするところから始めていこう。修士論文の構成にはルールがあって、大抵の論文はそのルールに従って構成していくのが一般的なようだ。以下のような流れになる。
まず、introductionということで、修士論文の目的、背景などを紹介。
次にLiterature Reviewというものがあって、既存の論文が、このテーマでどんな研究成果を出しているかをレビューする。ここで重要なのは、単に過去の論文を紹介するだけではなく、この修士論文の目的に合わせて、論理の展開を示す形でレビューするということだ。巨人の肩の上に立つ、という姿勢をここで示すことになる。
それから、Research Methodology。どんな手法で、修士論文で明らかにしたい対象を検証していくかを示す。
そして、Analysis and findings。リサーチした客観的な結果を示す。この部分は、後から検証しやすいように客観的な結果、発見のみ。
そしてDiscussionの項目。発見した客観的結果と、既存の論文のセオリーなどからどのようなこと言えるのか、自分なりの解釈を交えて論を展開していく。
最後にLimitations and Conclusions。自分の論文でさらなる検証が必要な個所などを明らかにしつつ、新たな知見となる結論をまとめる。
おおむねこういう流れなんだろう、と思っている。ただ、博士論文では今まで世の中にない知見を発見することを求められるのに対して、修士論文ではそこまでのことは求められていないと思う。あまり複雑なMethodologyを用いたり、気をてらう必要はなく、正攻法で攻めればいいだろう。ただ、現時点の僕の理解なので、間違っているかも。とりあえずは、この流れを意識しながら、関連する論文を探して読み進めていくことにしよう。