Warwick MBA by Distance Learning修学日記

英国University of Warwick(ウォーリック大学)の経営大学院Warwick Business School MBA by Distance Learning コースについて、勉強の日々を綴ります。

2013年11月

自己紹介が始まった

入学を1カ月後に控えた最近、一足早くFacebook20141月入学者のグループでは各人の自己紹介が始まっている。皆の自己紹介にせっせと「いいね!」を押しながら思ったのだけど、本当に全世界から参加している。欧米やアジアだけではなく、中東やアフリカ、中央アジアからの参加者もたくさんいる。このダイバーシティはなかなか日本では味あえないだろう。職業的なバックグランドも豊富で、結構、理系の修士号を持っている人も多いし、軍人出身者もいる。

あと、「MBAの開始が待ちきれません」的なやる気に満ちた自己紹介を皆するんだけど、結構不安を口にする人も多いのはほっとする。スケジュール管理が不安だとか、ビジネスを学んだバックグランドがないとか。皆、期待と不安を感じながらスタートするんだ。それは同じでよかったと思ったけど、英語が不安で、という不安を口にする人はいないな。そんなのは僕だけだろうか。ちなみに日本人は今のところまだ僕以外にはいないようだ。

なぜDistance Learningか

今回は、MBAを取得する手段は、フルタイム、パートタイム、通信とある中で、なぜこれDistance LearningDL)を選択したかという件。


ここでもまずは、コスト。ただし、授業料などは実はそんなにフルタイムと変わらない。若干安い程度。ここでいうコストとは、逸失利益がないこと。フルタイムなどで仕事をやめたり、休職したりする必要があるが、DLであれば、仕事を続けることができる。1年制のMBAであれば、収入減は1年分に抑えられるけど、現地まで留学しては、生活費も馬鹿にならない。パートタイムの日本のMBAであれば、仕事は続けられるけど、前に書いたとおり、海外のMBAを希望していたから、これも対象外。

また、実際の収入以外にも、仕事をやめて留学というのは、年齢的に厳しい。再就職の門は狭まっている。


あとは、時間的な柔軟性があること。いままでの経験から、通勤時間を有効に使うとかなりの勉強時間を確保できる。どこでも勉強できるというのは、大きなメリットだ。しかも授業の品質は高い。DLは、通信教育とか、オンライン教育とか、遠隔学習とか訳し方はいろいろあるけど、日本語でイメージするような、教科書を読んで課題を送って添削してもらっておしまいというものではない。かなりインタラクティブな授業をオンラインでやって、さらには必須のオンキャンパスもある。僕の中ではフルタイムのオンキャンパスとあまり違いが判らない。事実WBSの学位はすべて同じだ。


さらには、これから教育は、DLが流行ると思っていること。すでに無料のオンライン講座は多いし、大学の授業も、オンラインでもできることとオンキャンパスが必要なことを分ければ、大部分オンラインでも問題ないことがわかるだろう。僕自身、企業のMBA海外派遣は、希望する若手にはまずDLでやらせて、しっかりと学位をとって、仕事でも一定の成果を出した有望株を、オンキャンパスのエクゼクティブMBAとかハーバードAMPに派遣するほうが、投資価値があると思う。そのほうが本当に重要な人脈を築ける。若手をMBA派遣すると、優秀な人は帰ってきたらやめちゃうし、そうでない人は漫然と日々を過ごして、何も得ないで帰ってきてしまう、なんてことになるよ。これは、もし僕が人事部に行ったら改革したいこと。そんな最先端のオンライン教育を経験しましたってこと自体、大きな売りになるのではないかと思っている。

なぜWarwick Business School(ウォーリックビジネススクール)か②

WBSを選んだ理由の続き。今回は、もっと実際的な理由だ。


一つ目がコスト。WBSは国立なので授業料は年間6950ボンド。現在のレートで100万円強。3年なので、300万円強かかる。これは安くないけど、米国の私立大学などはMBA所得に1000万円程度かかると考えれば安いほうだ。どんどん円安になっていっているけど。。。


次が大学の名声。WBSは総合大学であり、英国の総合大学としての評価はトップランク。WBSMBAとしての評価もFT2012年のランキングで英国3位。ヨーロッパで13位のトップスクール。MBAは資格ではなく学位なのでやっぱり大学名は重要だと思う。WBSはこれも満たしていた。また、WBSはフルタイムとDLMBAの学位を区別していない。品質はまったく同じであり、学位も同等というのがWBSのスタンスでこれは大変魅力的なスタンスであると思えた。


さらにWBSの強み。僕はファイナンスというより、マーケテイングや組織運営をより深く勉強したいと思っているので、その分野に強いWBSはまさにぴったりだ。

最後に、DLであってもオンキャンパスが必須であるということ。オンキャンパス無しでMBAが取れます、というのを売りにしている学校も結構多いけど、僕はMBAのクラスは、授業などオンライン化できるところをオンラインにしても、最後にどうしてもクラスでのディスカッションやチームワークでの作業が必要になってくると思う。それを海外での多様な異文化の中で経験することはやっばり重要だ。だから、オンキャンパスを必須としているWBSにより魅力を感じたのだ。

なぜWarwick Business School(ウォーリックビジネススクール)か①

MBAは世界中で提供されていて、日本にもMBAを提供する大学院は多い。僕がなぜその中からWBSを選んだのか。その理由を以下に記す。


まず、今回のMBAを僕は新しいチャレンジにしたかった。MBAのエッセンス自体は、中小企業診断士や証券アナリストの勉強で学んだので、同じようなことの復習以上のチャレンジとするには、海外のMBAにチャレンジしたかったのだ。もちろん、日本にも一橋や慶応のような優れたMBAは多くあり、それらはいままでの資格試験よりははるかに高度で得るものも大きいと思う。ただ、僕は幸運にも、会社の研修を通じて、一橋大学のICSと提携した1週間のミニMBAコースを受講したし、早稲田大学のファイナンスMBAコースの授業も出たことがある。教授陣の品質の高さには本当に驚いたけど、ただ既に経験をしているとも言える。新しいチャレンジである以上、ゼロからスタートを望んだのだ。


一方、日本で学べる海外の提携大学院という手もある。BBTなども海外の大学院の学位が取れるコースもある。でも僕は、やっぱりチャレンジとして、だれかに入学をサポートしてもらう提携大学院ではない、海外のトップスルークを選びたかった。


日本を拠点に働いているのに、日本での人脈が気付けないことは海外DLなどのオンライン教育のデメリットだ。日本のMBAでは人脈を形成できるというメリットがある。一方、海外の大学院だとグローバルな人脈が気づけるかもしれない。
そんなグローバルな人脈っていつ役に立つのかという話も実際問題あるかもしれないけど、目標を高く持てば、その人脈はやはり大きなメリットだ。

なぜMBAか

37才にもなってなんでいまさらMBAなの?とはよく言われる。一般的なMBAのイメージって、20代前半の若手がコンサルタントや投資銀行などを目指して、或いは将来の起業を展望に入れて学ぶってイメージだからだ。そのイメージだと、確かに僕は年食っているし、すでに金融機関に勤めて、国際交渉や金融プロダクツを扱った経験もそれなりにあるから、なんで?と思われるのだと思う。さらに言えば、日本版MBAと一部では喧伝されている中小企業診断士や金融業界の登竜門的な証券アナリストの試験にも合格しているので、実践だけに偏っているわけでもなく、理論的な知識もそれなりではないかと思える。

でも僕は、MBAは単なる知識の吸収ではなく、学ぶ人それぞれのモチベーションや問題意識、学び方によって得るものもそれぞれ変わってくるものだと思っている。僕の感覚だと、むしろ20代前半より、業務経験やマネージャーの経験を積んだ後の30代半ばくらいのほうがMBAには向いていると思っている。学ぶモチベーションが明確だからだ。20代前半で会社でMBAに派遣される人は、恵まれているけど、なんとなくすごしてしまい、後からもっと勉強すればよかったと後悔する人も多いと思う。


また、欧米のエクゼクティブは、産学官を行き来しながらキャリア形成している人が多い。企業や政府機関のトップは博士号を持っていたり、それぞれ政府高官の経験や企業トップの経験もある。僕は最初の仕事が「官」で、次に「産」の銀行勤めなので、ここらで「学」でしっかりと学びたいと思ったのだ。独学で中小企業診断士や証券アナリストも勉強して、常に理論と実践の両輪をバランスよく強化することを念頭にいままでも念頭においてやってきたつもりだけど、「学」の経験があります、というにはやっばり学位というものの重要性も感じる今日この頃。学位の存在によって選択肢が広がることもある。


そんなわけで実質的な理由のほかに、若干の形式を望む気持ちもあって、MBAを目指すということに至ったのです。

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